- エコデザインは生産から廃棄まで
地球環境保護においては個人の意識の高まりやエコ活動などが重要ですが、それにも増して各企業が社会的な責任を実感し、自然や環境に最大限度配慮した活動をすることが大きなポイントとなります。
このため現代の企業においては商品の開発、資材の調達、生産、物流、廃棄のすべてのステージにおいて自然環境に配慮し、企画・設計・生産を行わなければなりません。エコデザインは本来この「企画・設計」のステージでの環境に配慮した活動を指して使われる言葉ですが、実際には企画や設計のみが単独でエコデザインを完結することは難しく、解決すべき問題は山積しています。
- ヴァンダーリンの5原則による循環のサイクル
エコデザインを語る時に良く指標として引き合いに出される「ヴァンダーリンの5原則」と呼ばれるものがあります。これは、
1.エコデザインでは地球上のすべての地域の環境や特性を活かすようなデザインを行うこと。
2.エコデザインの基礎にはLCA(Life Cycle Assessment:ライフサイクルアセスメント「環境影響評価」)を置かねばならない。
3.エコデザインでは自然自らが持つプロセスやパターンを有効利用すること。
4.エコデザインでは企画・設計する人のみならず、すべての人が計画し、行動し、実行することが求められる。
5.エコデザインによって自然に対する意識や関心を高めるものでなければならない。
という5原則からなるもので、エコデザインを行う際のルールとされています。
人類は長い期間に渡って、特に先進国においては「使い捨て」が深く浸透していました。しかし、エコデザインはこうした精神の対局にある作るところから捨てるところまで、一歩先に考えられています。
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